高校生に対し自転車事故への注意を呼びかけようと、きょう、山形市の高校で交通安全教室が開かれ、生徒たちは身近に潜む危険や自転車に乗る際の心構えなどを学びました。

この交通安全教室は、県教育委員会がマツキドライビングスクールの協力を受けて生徒たちが自転車事故の被害者や加害者にならないよう開いています。



県によりますと、去年、県内で起きた自転車事故は226件で、そのうち高校生が絡む事故は66件です。

事故は、道路の横断中や交差点などを曲がる際に発生したものが多く、通常の運転時にも危険が潜んでいることがわかります。

さらに、大型車のそばではこんな事故にも注意が必要です。



※事故の再現

事故を間近に見て、生徒たちは驚いた様子。

またこちらは、スマートフォンを使いながら運転に集中しないでいると・・・。



※ふらつく様子

ながら運転や不安定な運転はとても危険です。

生徒は「日ごろ自転車を使って登校しているのですが、自転車で重大な事故が起きる可能性があること知れて、これからどういう運転をしていくといいか知れてよかったです」



生徒は「交通事故の例をたくさん見られて、身近に起こりうることなので、南高付近でも事故が多発しているので、自分も周りの人にも気を付けていきたいと思います」



生徒たちはきょうの教室で、改めて交通ルールを守ることの大切さを学んでいるようでした。