山形県朝日町では、きょうあるものに感謝するユニークな議会が開かれました。

大内希美アナウンサー「新緑が美しく爽やかな空気が心地よい季節になりました。私はいま朝日町に来ていますが、この町では毎年6月に少し変わった議会が行われているそう」

  

きょうから朝日町議会ではじまった6月定例会。一見、いつもと同じ議会に見えますが・・・。



「両方の手のひらを内側にして上にあげて両腕でVの字を作り天を仰いでください。大きく深呼吸!」 

議員たちが、一斉に深呼吸。 

議員「Vの字、そして天を仰ぐ。素晴らしいことだと思う」

朝日町は、国連が定める世界環境デーに合わせ6月5日を「空気の日」と定めています。

そして、12年前からは毎年6月の議会を「空気に感謝する議会」として 開くようになりました。

きょうは議員全員が町内にある空気をご神体として祭る「空気神社」をかたどったネックストラップを身に着け、さらに机の上には町の木でもあるブナの幼木を置いて、空気を大切にする気持ちを高めました。