さくらんぼの大玉品種「やまがた紅王」の出荷説明会が寒河江市で開かれ関係者がブランドを高める出荷基準と箱詰めの方法を確認しました。

佐藤友美アナウンサー「本格デビューから今年で3年目のやまがた紅王。そのポイントがこのぐらいの大きさなんです」

「やまがた紅王」はさくらんぼの大玉品種のため、出荷するためには実の大きさが直径25ミリ以上であることが求められます。

これは500円玉くらいの大きさです。

きょうは、本格的な出荷を前に県が説明会を開きJAや生産者などが紅王のブランドとしての品質基準を確認しました。

県農林水産部 園芸大国推進課 深瀬靖 課長「今年は肥大も順調ということなので、大玉という「やまがた紅王」のセールスポイントを十分に発揮できるように品質管理をしていただければ」

肥大も順調な中で注意が呼び掛けられたのがくぼみ果と呼ばれる被害です。

くぼみ果は、実が大きくなりすぎることで表面にくぼみができる現象です。

発生すると等級が下がるため注意が必要です。