若い世代の投票に結びつけようと県が、去年の衆議院議員選挙について県内の高校3年生を対象にアンケート調査を実施しました。

その結果、若い世代の投票には家族の行動が大きく関係することがわかりました。

このアンケート調査は、県が、若い世代の投票率向上への取り組みに生かそうと実施したもので、県内すべての高校3年生を対象に去年10月の衆院選について聞きました。

回答したのは1116人で、投票に行ったかとの問いにはおよそ7割が「投票に行った」と答えました。

投票に行った理由については「せっかく与えられた権利だから」「家族に投票に行くように言われたから」がそれぞれおよそ3割、「政治をよくするためには投票することが大事だから」がおよそ2割となりました。

誰と投票に行ったか、との問いには「家族と行った」がおよそ9割と高い割合となりました。

この結果を受けて、県は家族の投票行動と生徒の投票行動には相関関係がみられるとしました。

また選挙の啓発に関し印象に残っているものについて聞くとテレビCMが30.8%、YouTube広告が16.6%などとなりました。