山形県西川町で、先月17日に公的書類から個人情報が漏洩していたことがわかりました。

町は、対象者に知らせるとともに、再発防止を図るとしています。

情報漏洩がわかったのは、西川町農業員会の議事録です。町は平成31年から議事録を町のホームページでPDF形式の書類で公開していましたが、個人情報を黒塗りにして伏せていたつもりが、黒塗りか所に文字情報が残っていて、その場所をコピーすることで閲覧できる状態だったということです。

漏洩した個人情報の内容は、農地の権利移転や貸借権の設定などを行った個人の氏名、法人の名称、住所および農地の地番だとしています。

件数は今年3月までの議事録から、個人・法人をあわせて486人分だということです。

町は漏洩が発覚した先月17日に議事録を削除しました。今後、順次対象者に説明するとしています。

町は今回の漏洩と同じことが発生していないか調査を進めているほか、再発防止策として公開前のチェック体制の強化、職員研修を実施するとしています。