ライスフラワーテクノ(株)山形県上山市蔵王の森16(代表清算人尾形幸広・従業員1人)は4月15日付で山形地裁より特別清算の開始決定を受けた。
負債総額はおよそ11億円。ただし精査中のため、その後、変動している可能性がある。
東京商工リサーチによると、ライスフラワーテクノは、山形県食糧(株)の関連会社として、2006年9月に設立。
主にアメリカから輸入したくず米を新潟市内の工場でクリーニングや製粉し販売していた。
しかし、為替の影響から採算が悪化したため、2016年頃に工場は稼働を停止。
自社所有の不動産を賃貸するなどの動きはあったが、10年以上にわたって本業の再開には至らなかった。
今年2月の株主総会で法人解散を議決していた。