生まれたばかりの赤ちゃんの遺体をその母親に遺棄させるなどした男の裁判の判決公判がきょう行われ、山形地方裁判所は男に懲役4年と罰金30万円の判決を言い渡しました。
判決を受けたのは碓井康哲(うすい・やすのり)被告(34)です。

起訴状などによりますと碓井被告は去年3月、赤ちゃんを産んだと伝えてきた女性に赤ちゃんの遺体を遺棄するようそそのかし、遺棄させた罪に問われていました。
また、碓井被告は魔術師協会の「牛尾ひでき」と名乗り自宅にこの女性を住まわせて売春させたほか、叩いたり電気を流したりしてケガをさせた罪にも問われていました。
これまでの裁判で碓井被告は「身に覚えがない、事実無根」として起訴内容を全面的に否認していました。