きょう鶴岡市で、春の伝統行事「鼠ヶ関神輿流し」が豪快に行われました。

「れろれろれろれろれー!」

きょう行われた鼠ヶ関の春の伝統行事「神輿流し」。厳島神社の例大祭に合わせて毎年4月15日に行われていて、きょうは地元の男たち55人が参加しました。



この神輿流しは250年以上前に海の豊漁豊穣を願い始まったもので、白装束をまとった担ぎ手たちは地域の人たちから酒の振る舞いを受けると、どんどん勢いを増します。



春のようにぽかぽかになった担ぎ手は、波のようにゆらりゆらりと練り歩きます。

参加者は「今年初めて獅子やるんですけど、最高です!春の訪れです!」

参加者は「いやー、最高だ。こんな祭りは最高だ。最高しかねぇ。地域がこんなに一つになって、まとまって楽しめるというのは本当に最高なこと。気力が持つまでやります!」



祭りの最後は雪解け水が流れる鼠ヶ関川へ、神輿ごと、ざぶん!神輿ごと入ることで、神を清め海にかえすという意味が込められています。



見にきた方は「今横浜に住んでいるが、祭りの時は必ず帰ってくるというのがあって、ゾクゾクする。いつ見ても楽しい祭りですね」



見にきた方は「雨がすごかったが、川に飛び込みたくなりました。町の人みんなで作っているお祭りで素晴らしい文化だなと思った」

鼠ヶ関は、神輿流しで海の安全と大漁を願いながら、本格的な春を迎えます。