全国的に相次ぐ山林火災。JNNの取材によると、岡山県岡山市の山火事は、発生から丸一日以上が経ってもなお、炎や白い煙が上がっているところがあります。
きのう午後3時ごろに岡山市南部の山林から出火した火災は、風にあおられて燃え広がりました。けが人は今のところ確認されていませんが、山林250ヘクタール以上を焼き、これまでに民家と倉庫あわせて6棟が焼けています。
「山火事は消えないですよ」

※サムネと画像 大船渡市の山火事の様子
岩手県大船渡市に行き消火活動に当たった消防隊員の言葉だ。現に、岩手県大船渡市の山火事は今も鎮火宣言が出されていない。


鎮圧はされたが、そこからが長い戦いだ。しっかり消えるまで「鎮火とはならない」。
私たちは山で火を使うことを甘く見ていないだろうか。いや、甘く見ているからこそ山林火災は起きるのです。
誰かの大切な家を焼いてしまうかもしれない。そう考えて火を使っていますか?みんなが山火事の恐ろしさを今一度考える必要があります。
山形県で去年起きた山林火災も、とにかく消えませんでした。それには理由があったのです。