門出の季節です。
県立米沢栄養大学と米沢女子短期大学で卒業式が行われ、未来を担う学生たちが新たな道を歩みます。
大塚美咲アナウンサー「卒業式を迎えました。卒業生のみなさん、華やかな晴れ着に身を包んで、その表情はとても誇らしげです」

289人の学生がきょうハレの日を迎えた山形県立米沢栄養大学と米沢女子短期大学。

このうち米沢栄養大学では、管理栄養士の養成校として、食のプロフェッショナルを目指す学生たちが実践的な学びを深めてきました。

県立米沢栄養大学 卒業生代表 後藤優希さん「管理栄養士になりたいという共通の目標に向かって仲間と共に過ごした日々を幸せに思います。これからは、経験を積み重ねていき、人々に寄り添い、専門職としての信頼が得られるような管理栄養士を目指していきます」

入学当初はコロナ禍で活動が制限されていましたが、収束とともに活動の幅も広がり、学生たちは県立病院と協力して減塩メニューを考案したり、短期大学と共同で
カフェを出店したりと、学生主体での活動にも尽力してきました。


卒業生「卒業という終わりのような感じがしますけれども、これからが最初のスタートだと思ってこれから頑張っていけたらいいなと思います。病院の就職が決まりまして、これから新しいスタートということで新しい知識を詰め込みながら経験をたくさん積み重ねていきたいと思います」

卒業生「私は営業で人と接する仕事をするので、毎日笑顔でにっこり笑いながら、皆さんから信頼を得られるような社会人になりたいと思います」

卒業生は仲間との学びを糧に、それぞれの道へと羽ばたきます。