山形県鶴岡市の保育園できょう庄内藩時代から続く伝統の論語教育の引継ぎ式が行われました。

背筋を伸ばしながらすらすらと論語を読み上げる子どもたち。
庄内藩時代の学校「致道館」では必須科目として論語を教えていました。

論語は儒教を開いた孔子と弟子とのやりとりが記された本です。
致道館という言葉も論語の文章の中から作られた名前です。
鶴岡市の小中学校では入学のとき「親子で楽しむ庄内論語」の本が配られ、今もその精神を引継ぎ、論語が学ばれています。

鶴岡市の三瀬保育園でも、論語教育が行われていて、毎月1回、論語の音読会を開いています。
きょうは来年から論語を学ぶ園児を前に音読をして今年一年学んだ成果を披露しました。
「子曰く過っては即ち改むるに憚ること勿れ」
