■驚きの濃度変化

では、排気ガスの中で一酸化炭素の濃度がどう変わるのか、こちらを見ていきます。

なんと、排気ガスは車内に入り込んでからわずか数分で軽い頭痛を起こす200ppmに到達します。そして15分から20分ぐらいで、このときの計測値の最大値です。

1000ppmの上限値を示してしまうんですね。

1000ppmとはどれぐらいかというと、3時間ほどで死に至る可能性がある濃度ということで非常に危険だということがわかると思います。