暑さに強いことが特徴の県産米の新品種「山形142号」について県はきょう、奨励する品種にしたと発表しました。
再来年のデビューを目指し、県内の小中学生などに名称を募集するということです。

吉村知事「これまで検討を重ねてきました「山形142号」について、県の奨励する品種として採用することといたしました」
これはきょう吉村知事が定例会見で明らかにしたものです。

県産米は、近年、猛暑を理由に品質や収穫量が低下するなどの影響が出ていて、農家などから高温に対応した品種が求められてきました。
今回発表された「山形142号」は、県産米「雪若丸」などを交配させたもので、県産米の「はえぬき」と比べ高温に強く、通常の栽培では1割ほど多く収穫することができるということです。