将来に向けた志を立ててもらおうと、きょう村山市の中学校で立志式が行われ、生徒が保護者らを前に決意を述べました。
「立志式」は、数え年で15歳になると成人になったことを祝う日本古来の儀式「元服(げんぷく)」にちなんだ行事で、今は、学校などで夢や目標などを発表する行事となっています。
村山市立楯岡(たておか)中学校では10年以上前から立志式を行っていて、きょうは2年生およそ100人が「立志の言葉」を、色紙にしたためて発表しました。

生徒たちの決意を、聞いてみましょう…!
女子・『信』「自分を信じてもらうために嘘は言わない、相手を信じるために思い込んで疑わない。この2つができるように自分を信じて生活していき、信頼したり信頼されたりできる人生にしていきたいです」

男子・『今』「『今』は時間の流れの中でも一番早く、消え去るのが早いのが今です。この一瞬をどうつかうかなどが、人生でよく問われます。時間は戻ることはなく、過去にも戻れません。なので私は今を大切にしていきたいです」

女子・『向日葵』「立志の言葉は、向日葵です。私は将来、地域の人に愛され、何回も食べに来てもらえるようなパン屋さんになりたいと考えています。そのために、向日葵のように自分の夢に向かって真っすぐポジティブに進められるようにがんばります」

男子・『楽』「今年はとうとう3年生になり、受験が始まります。受験でつらい時にも楽観的に考え、不安をなくしていきたいです。また最後の中学生生活を楽しみ、最高の思い出をつくっていきたいです」
