今週、大雪となった県内ですが、大石田町では11日、大学生が高齢者世帯の除雪ボランティアを行いました。

山形大学では毎年、授業の一環として、大石田町が抱える課題を見つけ、体験しながら、課題の解決方法を考える活動を行っています。


過疎化や人口減少などの課題がある中、今の時期、特に地域の人を悩ませているのが、「雪」の問題です。


90代の住民は「雪は大変です。重労働もいいところだね、みんな大変だと思いますけど」


11日は約40人の学生がグループに分かれて町内の高齢者世帯などを訪問し、除雪のボランティアを行いました。

このうち一人暮らしをしているお年寄りの家では、屋根から落ちて高く積み上がった雪を排除する作業が行われ、学生たちは感謝の言葉を受けながら、作業に汗を流していました。


山形大の学生は(3年生)「地域のコミュニティの結束が大事だなと感じていて、現代ではあまり隣の方々との結びつき、人との結びつきが弱くなっていると思うので、そこを強めていくことが現代にとって、山形にとっては大切なのかなと思った」