夏場の蔵王の振興につなげようと、きょう、山形市でトライアスロン競技の初開催に向けた実行委員会の設立総会が開かれました。
1回目のレースは来年9月20日の開催を予定しています。
船橋吾一 実行委員長「夏の蔵王を感じていただくという新たな思考の中で、開催することが観光資源の発展、山形県の振興につとめていくことができるのではないかということでたどり着いたのが、このトライアスロン大会だった」

「第1回おもてなし山形トライアスロンinZAO」は、山形市の蔵王温泉を会場に、市と地元企業とが共同で計画しているものです。

きょう開かれた大会実行委員会の総会では、トライアスロンを構成するスイム・バイク・ランニングの3つの競技を、盃湖や蔵王温泉で行うことが話し合われました。

また、競技開始の時間を土曜の正午にすることで、そのまま蔵王に宿泊してもらい、競技終了後には、地元の酒や食事などで選手をもてなすパーティーの開催も
検討されています。

大会会長 佐藤孝弘 山形市長「(大会)翌日なども含め、やっぱり山形をいろいろまわっていただいてそういった楽しみもあわせて全国の皆さんに発信できれば
いいなと思っています」

来年3月をめどに大会の開催について正式決定し、その後、参加者300人を目指して募集を始め、来年9月20日の開催を目指すということです。
