アプリは50の言語に対応しているため、多くの外国人観光客が母国語で利用できると考えられます。
利用者はアプリで目的地を入力し、タクシーを予約することで、どの車が何分後に迎えにくるのかやおおよその金額を知ることができます。

また、タクシー会社の管理のもと一般のドライバーが自家用車を使い有料で乗客を運ぶ「日本版ライドシェア」もあわせて導入が始まります。

尾花沢タクシー 渡会友補 代表取締役社長「冬はアジアからの雪の降らないエリアからのインバウンドの方が非常に多い。言葉通じない国のタクシー会社に電話する作業は難しいと思うので、そこは解決できればもっと使いやすくなってきてもらいたいなと思います」

旅館では過去に外国人観光客からの要望でタクシーを呼んだものの、観光客がタクシーを待たずに帰ってしまうといったトラブルもあり、今回の取り組みに期待を膨らませます。
銀山温泉組合 脇本英治 組合長「タクシーを呼ぶ手段がわからない人も多いかと思いますので、アプリが使えることが周知できればこれからそういうトラブルも減っていくものだと考えています」

現在はUber Taxiが13台、ライドシェアが2台登録されていますが、今後需要に応じて台数を増やすなど対応していきたいとしています。
