県内で手足口病の感染者数が急増しています。
12週連続で警報レベルとなり、今回調査では前回に比べ100人以上増加していて県では感染対策を呼びかけています。
今月6日までの1週間に県内28の小児科定点医療機関に報告された手足口病の患者数は631人で、前の週より137人増えました。
1定点医療機関あたりの感染者数は22.54人で、前の週より4.9人増加し、12週連続で警報レベルとなっています。
年齢別では、1歳の報告が一番多く163人、2歳が106人などとなっています。
保健所別では、置賜保健所で、218人、山形市保健所で、162人、村山保健所で、151人などとなっています。
手足口病は、乳幼児を中心に夏に流行するウイルス性の感染症で、軽い発熱のほか、口の中や手足に水疱のような発疹が出ます。
飛まつや接触などで感染が広がるため、県は、特にトイレのあとやオムツ交換のあと、食事の前には、石けんを使い、こまめに手を洗うよう呼びかけています。