「庄農うどん」の製造担当は24人の生徒ですが、この日は1年生が当番。     

叶野哲教諭と楽しそうに麺づくりや袋詰めを行っていました。

味の良さには、どんな秘密があるのでしょうか?

庄内農業高校 叶野哲 教諭「秘密というほどではないですが、(レシピは)公表はしていなくて、そんなに難しいことはしていなくて。非常にシンプルな、材料は本当に水と塩と小麦粉というそれだけです」

本当にそれだけすか?

庄内農業高校 叶野哲 教諭「パンもそうなんですが小麦粉が水を吸う時間を大事にしています」

元々、「庄農うどん」は食品加工の授業で製造され、食感とのど越しの良さから学校祭や地域のイベントで限定的に販売されていました。

行列ができるほどの人気で、「幻のうどん」と言われるようになりました。

この「幻のうどん」を高校の存続PRや地域おこしにもつなげようと、鶴岡市と商工会、庄内農業高校が、令和元年から「庄農うどん大作戦」を展開しています。

庄内農業高校 1年 上林彩弥乃さん「このうどんはとても人気があるうどんなので、その庄農うどんづくりに携われることができてとてもうれしいです」

庄内農業高校 1年 齋藤彩音さん「庄農うどんを通じて学校や地域の盛り上げができることがとても嬉しいと感じています」