16日の敬老の日を前に、先週山形市の佐藤市長が、数えで100歳を迎えたお年寄りの家を訪問し長寿を祝いました。
大正生まれのおじいさんに、元気の秘訣を聞きました。
佐藤孝弘 山形市長「この度はおめでとうございます」
山形市では、数えで100歳を迎える人や米寿を迎える人に、毎年お祝いの品を贈っています。

今年山形市で100歳の長寿となる対象者は157人です。
この日は、山形市荒楯町に住む堀泉(ほりいずみ)さんの家を佐藤市長が訪れ、祝い金の目録を手渡しました。
堀さんは大正14年、1925年の4月23日生まれ。

20歳の時に終戦を迎え、その後、山形市の工務店で営業の仕事を定年まで勤めあげました。
堀 泉さん「兵隊にいって生き延びているから生きているものの、兵隊に行って死んでいたら終わりだったし、長生きはするもんだ」

その後も堀さんは、地域のゴルフ練習場の支配人を務めるなど、人との関わりを大切に人生を歩いてきたそうです。
佐藤孝弘 山形市長「長生きの秘訣ですね。何かあれば教えていただきたい」
堀 泉さん「あんまり酒を飲まないことかな」

そう話す堀さんですが、今も娘さんとの晩酌でワインを嗜んでいるそうです。
そしてもう一つ。
堀 泉さん「やっぱり借金していないこと」

人との会話が大好きだという堀さん、茶目っ気たっぷりに長生きのコツを話していました。
堀 泉さん「テレビカメラに囲まれて、報道に出て、いえーい(Vサイン)頑張ります。きょうは取材ありがとう」

明るく語ってくれた堀さんの座右の銘は『何事もほどほどに』。
これからも無理をせずに人と笑いながら生きていくということです。
