支援の輪が、少しずつ広がっています。

7月に県内を襲った大雨で被害を受けた人たちを支援しようと、東京の財団法人が、きのう県に義援金を贈りました。

県に、7月の大雨被害への義援金50万円を贈ったのは、東京に本社を置き、全国にグループ会社を展開する警備会社「ALSOK(アルソック)」が立ち上げた財団法人です。

この財団は、60年ほど前から社会奉仕活動や被災地などを支援する活動を行っていて、これまで能登半島地震の被災地に対する義援金を石川県に贈るなどしてきました。

きのうは、山形市にあるグループ会社の代表が県庁を訪れ、財団の活動に賛同した全国の社員などから集まった義援金を県に贈りました。

ALSOK山形 本川哲久 代表取締役「被災された方々に1日も早く安心した暮らしができるように、仮設住宅などの準備もされているということなので、そういったところにもお役立ていただければと」

この義援金は今後、市町村を通じて被災した人の生活再建のために役立てられるということです。