今回の大雨で、酒田市では、被害が大きいことから、住宅の被害調査に時間がかかっています。
こうした中、きょう、県の内外から応援職員が入り、被害の調査が行われました。
酒田市に応援職員として入ったのは、県と、村山市、尾花沢市などの6つの市と町の合わせて18人です。

きょうは、酒田市の職員も合わせ、30人体制で市の中心部の被害調査にあたりました。

酒田市の職員「実際に浸水の被害がどれだけの高さまで水がきているかという点で調査を行なっています」

市は、大雨から6日がたった先月31日に住宅被害の調査を始めました。

しかし、対象となる住宅はおよそ2500戸と、被害が大きく、広い範囲にわたっていることや、さらに、1軒の住宅の調査に多くの時間がかかるため、調査がうまく進まなかったということです。

酒田市総務部 前田茂男 部長「調査を進むということは大変ありがたい。今回家屋調査を加速させて、り災証明の発行を急ぎたいと思う」

調査が終われば、被害の程度を公的に証明するり災証明書が発行され、被災者が義援金の給付や融資を受ける際の判断材料になります。

寒河江市から「実際来て、駅前の中心市街地でも被害があるのに驚いている。寒河江市のみならず、県内の色んな自治体から調査をしてなるべく早く終われるように頑張りたい」

きょう午後には友好都市の宮城県大崎市からも応援職員が入り、およそ200件の住宅を調査しました。
応援職員たちは今月26日まで活動するということです。
