山形酒田市の矢口市長が、きのう県庁を訪れ、吉村知事に県が整備を検討している屋内スケート場を庄内空港周辺へ整備するよう求めました。
酒田市 矢口明子 市長「県営の屋内スケート施設をご検討いただいているのであれば、庄内空港周辺に作っていただけないかという要望です」

1994年に酒田市体育館に開設された「スワンスケートリンク」は、県内唯一の屋内スケート場でしたが、老朽化や、ハザードマップで浸水想定区域内にあることから、今年3月末に閉館しました。


県が新たな屋内スケートリンクの整備を検討していることを受け、酒田市は、庄内空港周辺へ整備するよう要望しました。

その理由として、酒田市は、既存の県営スポーツ施設が村山地域に集中していることや、空港周辺には、「日本海沿岸東北自動車道」があり、県内外からの利用も見込めることをあげています。


酒田市 矢口明子 市長「子育て環境、子どもの遊び場としての整備など、庄内地域の活性化に大きく期待をしている」

また、酒田市は暫定的な対応として、市内の旧松山中学校の体育館にスケート場の整備を進めていて、2026年にオープンする方針です。

市は引き続き、県営のスケート場を酒田市に整備するようはたらきかけていくとしています。








