山形県鶴岡市役所の女性用トイレに侵入したとして逮捕されきのう、罰金20万円の略式命令を受けた市職員の22歳の男性が、つきまといや性的目的でトイレに侵入していたことがわかりました。この職員は退職を願い出ているということです。
この事件は、鶴岡市の22歳の男性職員が先月22日の昼ごろ、鶴岡市役所内の女性用トイレに入った建造物侵入の疑いで逮捕されたものです。警察の調べで、男性職員は今年4月にも、同じ女性用トイレに侵入していたことが明らかになっていました。


男性職員はきのう付けで、略式起訴され、裁判所から罰金20万円の略式命令を受けています。

男性職員は当初、市の聞き取りに対し、「上司とのやり取りに落ち込み、女性用トイレにこもった」などと話していましたが、勾留中に再度、市が聞き取りをしたところ、「女性職員へのつきまといや性的目的で入った」と話し、「他人に不信感を抱かせてしまった。大変申し訳なかった」と謝罪したということです。



男性職員は、きょう付で停職5か月の懲戒処分を受けましたが、退職を願い出て、市は承認したということです。









