きょう、山形県鶴岡市の老人保健施設で、結婚を祝う披露宴がとり行われました。新たに誓いをたてたのは全員結婚から60年をこえた夫婦です。
花嫁姿で入場する3人。


鶴岡市の老人保健施設「のぞみの園」で開かれたのは、英語で「誓いの更新」という意味がある"バウ・リニューアル"。

夫婦が再び、愛を誓い合います。
施設を利用する夫婦に喜んでもらいたいとはじまり、今回で10回目を迎えます。

式の進行は、スタッフだけでなく、利用者も行います。

式を成功させようという目標ができることで、積極的に歩くなど、リハビリにもつながるのだそうです。
披露宴ではおなじみのこんなシーンも。

親族「おだやかな気持ちで、きょうの無事を心してこれからも過ごしましょう」

親族「じいちゃんとばあちゃん、仲良く過ごすことを願っています。きょうはおめでとうございます」

昭和に生まれ、令和の時代までともに歩んできた夫婦。親族から感謝の言葉がのべられたあと、参加した3組の夫婦は、新たに誓いの言葉を述べます。
「わたくし、ここまで一緒に暮らしてくださったことを心から感謝申し上げたい。本当に長い間ご苦労様です」

「おとうさん、いつもありがとう。だいすき」

誓いを胸に再び歩みだす夫婦。改めて、ご結婚おめでとうございます。







