酒田港に向かうタンカーに乗っていた23歳の機関士の男性が行方不明になっていて、酒田海上保安部などが海に落ちたとみて、捜索しています。
酒田海上保安部によりますと、けさ8時ごろ、「酒田港沖に停泊しているが、一等機関士が行方不明になっている」とタンカーの船長から通報があったということです。

船は、愛媛県今治市の会社が所有するタンカー「第一内海丸」で、乗っていた一等機関士で23歳の杉本大記さんの行方がわかっていないということです。


タンカーは、10人を乗せておとといの午後5時ごろ、宮城県仙台港を出港し、きょう午前0時40分ごろ、酒田港の近くに停泊しました。杉本さんが最後に確認されたのはきのう午後7時半ごろで、きょう午前7時15分ごろ船内にいないことがわかったということです。


酒田海上保安部はこの間に杉本さんが海に転落したとみています。巡視艇やヘリコプター、飛行機などが出動し、船が通ってきた酒田沖や秋田沖を捜索していますが、午後4時現在、杉本さんは見つかっていないということです。









