先進技術で歴史をさぐる

この「木造大日如来坐像」は、米沢市関根の普門院の本尊で、およそ300年から400年前につくられたとみられています。

1790年代に西川町にあった湯殿山本道寺から普門院に伝わったもので、貴重な仏像として、大切に守られていましたが、近年損傷が目立ってきていました。

岩上山普門院 高橋隆文 住職「なんとしてでも、この木造大日如来坐像は残さなきゃいけない、直さなきゃいけない気持ちがある」

住職の思いとともに今年4月、仏像の魂を抜く閉眼法要が行われ、修復するためおよそ230年ぶりに本尊が寺の外に運び出されました。
