山形県川西町できょう、園芸を学ぶ高校生が児童に花の植え方を教え、植物を育てることの大切さを伝えました。

この活動は、県立置賜農業高校の生徒が育てた花の苗を大塚小学校が購入した縁で去年に始まったものです。

児童たちに花の植え方を教えるのは、園芸を学ぶ高校生。

生徒が育てたマリーゴールドやベゴニア、ジニアの合わせて130株を一緒に植えていきます。生徒たちは、児童に教えるにあたり、こんな工夫をしていました。

県立置賜農業高校園芸福祉科2年 佐藤佑奈さん「(小学)1・2年生はまだこういう農業や草花の専門的な単語は分からない部分が多いので、とりあえずわかるぐらいの、できるだけ簡単な言葉で」

児童たちが園芸により興味を持つよう、伝わりやすい言葉や伝え方を選んでいきます。
そのため、児童の前では専門用語は極力、禁止です。
高校生「中指と人差し指で根本を挟んで、くるんっ!て逆さまにして、もみもみするとスポってとれるの」

そのかいもあってか、児童たちは積極的に花を植えていきます。
児童「すごく優しく教えてくれてすごくうれしかったし、私も高校生になったら、置賜農業高校に入るとしたら、みなさんのようになりたい。いつもお水をかけたり、ちゃんと花の世話をしたりするのをがんばりたいです」

県立置賜農業高校園芸福祉科2年 佐藤佑奈さん「大切に育てるということを学んで、道具の使い方だったり、コミュニケーション能力だったりを学んでほしいと思ってます。管理もしっかりして、きれいなお花を咲かせてほしいと思います」








