尾花沢の担当者「運営の母体が保護者ということが大きな特徴です」

尾花沢市では今年度、「おばなざわ未来クラブ」を立ち上げ休日のクラブ活動の運営を始めました。

主な運営は保護者が行い、それを市がサポートします。保護者は、練習や練習試合の調整、運営費の設定のほか、子どもたちへの指導も行います。

それに対し市は、活動場所の確保、送迎バスの運営、活動保険の加入を行います。

さらに指導者会を開き、保護者の指導技術の向上も図るなど、保護者と自治体で
役割分担をしています。

県教育局学校体育保健課 村上周一 課長「初年度で3割(が地域移行)はすごくがんばっていただいた結果。これから進むべき方向性が詰まっている事例紹介だった。35市町村で共有してそれぞれ何から進めるか」

県では今年度から新たに、3人のアドバイザーを配置したり、県スポーツ協会との
指導者研修会を行ったりするとしています。