大型連休を前に旅客船の事故を防ごうと立ち入り点検が実施されています。

「それではこれから点検を開始します。よろしくお願いいたします」
これは本格的な観光シーズンが始まる前に、旅客船の安全性や意識の向上のため国土交通省が毎年行っているものです。

22日の朝は酒田と飛島を結ぶ定期船「とびしま」の点検が行われました。
点検では、担当者が安全管理や事故が起きたことを想定した訓練の実施状況を確認したほか、テロや感染症への対策なども重点的に確認しました。

東北運輸局山形運輸支局 伊藤雅樹 次長「今回の点検を踏まえて改めて自社の環境を確認してより一層の安全運行の高みを目指していただきたい」

立ち入り点検は、定期船や冬の間、休業や運休が多かった旅客船などを対象に今週金曜日まで山形県内各地で行われます。








