続いては、新年度先取りの話題。

山形市の道の駅「やまがた蔵王」に、来月1日、山形の魅力を体験できるスペースがオープンします。

道の駅ならではの狙いもあるようです。矢野アナウンサーの取材です。

報告・矢野秀樹「最新の道の駅は情報発信だけではない。なんと、山形の食文化を体験できるということで私にも実際にやってみたい」

来月1日、屋外スペースにオープンする「芋煮広場」。

食材に、鍋、道具と、全て用意されているので手ぶらで芋煮づくりが楽しめちゃうんです。

材料を洗い、薪で火を起こそうとしますが…ここでトラブル発生!

矢野アナウンサー「大変!火種がなくなりそうで炎が弱くなっている。どうしようかな。困った」

そこに現れたのは、胸に芋煮のマークをつけた男性!

「木のかすです」

木くずを入れると、あっという間にこの通り。火が息を吹き返しました。

いも煮ジャパン・石山和徳さん「また何かありましたらいつでも」
矢野アナウンサー「救世主がいるから安心してできちゃう」

芋煮づくりを楽しめる芋煮広場。実は、道の駅ならではの狙いがあるんです。

道の駅やまがた蔵王・青木哲志駅長「この施設は防災拠点にもなっている。災害があった場合は一時避難所にもなっている」

電気やガスが使えない時に備え、必要な物資や薪も備蓄されています。

道の駅やまがた蔵王・青木哲志駅長「イベントスペースにはかまどベンチというのがあって、災害があった時は炊き出し用にかまどになる。日頃から遊びながら体験してもらう」

お肉を入れるのはカメラマン。申込は2人から、最大48人まで一緒に楽しめますよ。

そして、ついに・・・芋煮の完成!

アツアツのお味は?

矢野アナウンサー「ほくほく!味がしみている。手作りした思いがしみているから美味しいのかな」

芋煮ジャパン代表・佐藤卓弥社長「みんなが気軽に芋煮ができる場所として体験も出来るのがすごく良い」

山形が誇る芋煮文化は、さらなる進化を遂げそうです。

芋煮ジャパン代表・佐藤卓弥社長「全世界共通語で『寿司、てんぷら、芋煮!』という形で芋煮といったらどこでも食べられるようなところまでいってほしい」