東京・山形間の所要時間は4分短縮…

様々な工夫がされている新型のE8系つばさ。
宇都宮・郡山間の最高時速はこれまでの275キロから300キロにアップ!
東京・山形間の所要時間はこれまでより4分短縮され2時間22分となります。
では、新型と旧型の違いを見ていこうと思います。

新型の車両は旧型車両に比べ、鼻先が長くなっています。そして3色美しいのが特徴です。

定員と最高時速を見ていきます。
これまでのE3系は定員394人で新型のE8系は定員が352人。
最高時速はE3系は275キロでE8系は300キロと速度が上がりました。
なぜこの差が出るかというと、鼻先が長いので、その分座席が少なくなりました。
スピードが増しています。300キロと最高速度が上がったことで、東京―山形間の所要時間がこれまでの2時間26分から2時間22分と4分短縮されました。
この4分がいかにすごいか。
実は、1992年に山形新幹線が開業してからきょうまでに短縮された時間は1分です。
今回は空気抵抗を少なくしたり、ダイヤも工夫したりして、4分の時間短縮を実現しました。これはすごいと思います。

私が1番すばらしいと思ったのは、トイレです。
E8系のトイレは、停電の時に車体の下に積んだバッテリーで使うことができるそうです。
先日の能登半島地震でも、もしもの時にトイレが使えないのは本当に大変だと報道されました。トイレが非常時に使えるのは大きいと思います。
新型E8系は乗り心地、スピード、そして災害面対策でも進化していると感じました。
E8系つばさは、今月16日の朝5時40分新庄発で運行がはじまり、当面は東京―新庄間を1日3往復する予定だということです。







