施設に被害が出た氷見漁港では1日遅れの初競りが行われました。氷見の寒ブリで地元を元気づけたい”ミスター寒ブリ”の1日を取材しました。
富山湾の王者として人気を誇る「ひみ寒ぶり」。

その聖地・氷見漁港では、けさ初競りが行われました。1日遅れてのスタートです。

市場には巷で“ミスター寒ブリ”と呼ばれる仲買人の浜井祐雄さんの姿も…。

浜井水産 浜井祐雄代表:「震災だから神主がきておはらいとか一切なし。ただ、いまから始まるだけ」

和田啓記者:「氷見漁港の船着き場です。ここは獲ってきた魚をフォークリフトで運ぶ場所なんですが、このように20センチほどでしょうか、通路が地面ごと沈んでしまっているのがわかります」

氷見漁港では1日の地震の影響で市場の岸壁部分が大きく陥没。フォークリフトの行き来が困難に。

氷見漁業協同組合 井野慎吾 専務理事:「まったく荷物が運べない」