富山県立山町の「ふるさと納税」の返礼品に、3年に1度行われる女性救済の儀式が加わります。極楽浄土への往生を願う儀式「布橋灌頂会(ぬのばしかんじょうえ)」です。14日、地元の実行委員会で正式に決定しました。
「布橋灌頂会」は、北アルプス立山連峰の富山県側の登山口・立山町芦峅寺に伝わる儀式です。

江戸時代の立山は、一度登れば極楽往生できると、多くの参拝者を集めましたが、女性の入山は禁止されていたため、女性のために麓の集落で行われていたのが「布橋灌頂会」です。

明治期の廃仏毀釈で途絶えていましたが、1996年に約130年ぶりに復活。白装束姿で目隠しをつけた女性たちが、この世とあの世の境とされる布橋を渡る“現代の癒やしの儀式”となっています。
近年は3年に一度の開催でしたが、2020年はコロナ禍で延期され去年開催。今年は正式な開催年で9月24日(日)に行われる予定です。

去年は無観客で参加女性も30人に絞りましたが、72人の応募がありました。今年は観客を入れて女性50人の参加を募集。応募多数の場合は抽選となります。期間は7月10日から24日までです。
応募は立山町観光協会のホームページから申し込むか、今年は初めて「ふるさと納税」の返礼品となり、納税者は参加資格が得られます。
返礼品として何枠を割り当てるかなど詳細は後日決定するとしています。









