3日は官公庁や多くの企業で入社式が行われ、北陸電力では、花で彩られたアーチをくぐり、新入社員117人が式に臨みました。

燃料費の高騰などによりことし3月期の決算で過去最大となる1000億円の赤字を見込んでいる北陸電力。

平均45%あまりの電気料金値上げを国に申請したことについて松田光司社長が「お客様に多大なご負担をお願いしていることを念頭にそれぞれの立場で対応してほしい」と述べ、電力の安定供給の必要性を強調しました。

松田光司社長:
「電力の安定供給は北陸電力グループ最大の使命と責任であり、われわれの1丁目1番地であることを本日、改めて認識していただきたい」

新入社員は研修を経て4月下旬から7月にかけ各部署に配属されます。

情報システム部門に採用 水上椋介さん:
「情報技術を生かして北陸電力そして北陸地域の成長に貢献していきたいと思います」

配電部門に採用 村中隆生さん:
「配電職に携わる予定なので1分1秒でも早く電気を届けるという思いを持って、1日1日を努力していきたいと感じています」