コメの高値が続く中、富山駅で県産ブランド米の富富富が無料配布されました。その目的とは。

「富富富のパックご飯配布しています。おひとついかがですか?」

富山駅で無料配布されたのは、富山米「富富富」のパックご飯です。

これは10月16日の「世界食料デー」に合わせてJAグループが実施したもので、食料自給率の向上などを目指す「国消国産」を呼びかけました。

農水省によりますと、2024年度の日本の食料自給率はカロリーベースで38パーセントと、4年連続で低い水準が続いています。

政府は、2030年度までに食料自給率45パーセントを目標に掲げていて、コメの生産性向上がカギを握っています。

富山県農業協同組合中央会 寺崎直樹専務理事
「今年も猛暑だったんですけど、農家が一生懸命作っていただいて品質も良く、おいしいお米ができたので、消費者が農家を応援するという気持ちでぜひこの後富山のお米を皆さんに食べていただきたい」