深緑色の表紙と昆虫や花の写真で長年親しまれてきた「ジャポニカ学習帳」。累計販売数14億冊以上を誇るこの国民的ともいえる学習帳が発売から55年という節目を迎え、大幅なリニューアルに踏み切ります。その背景には、少子化やタブレット教育の普及といった時代の波の中で、「今の時代の子どもたちに選ばれ続ける」ための危機感がありました。表紙は従来の写真から、動物や植物のカラフルでストーリー性のある「イラスト」へと一新されます。この刷新は「変えない」という歴史の守り方ではなく、「新しいものとして子どもたちに喜んでもらう」という、ジャポニカ学習帳が未来へ存続するための勇気ある決断がありました。

橋本星奈アナウンサー
「昆虫や植物の表紙で有名なジャポニカ学習帳。歴史ある学習帳が今回大幅にリニューアルされます」

ジャポニカ学習帳は1970年発売。累計販売数は14億冊以上。発売から55年が経ったいまでも子どもから大人まで幅広い世代に親しまれています。

橋本アナウンサー
「学習帳といえば何を使っていた?」
20代男性
「ジャポニカですね。デザインがいっぱいあるので、買うときも楽しみながら買ってたり、使ってる時も(楽しかった)」
60代女性
「子どもたち、孫たちが使ってる」
30代男性
「使ってましたね。定番で、歴史があって、みんな持ってるみたいな」
女子高校生
「いろんな写真があって面白いなって」