高岡大仏の1年の汚れを落とす恒例の「お身ぬぐい」が23日、富山県高岡市の大仏寺行われました。

「お身ぬぐい」は毎年、秋分の日にあわせて高岡市の大仏寺で行われているもので、この日は高岡市の出町譲市長や近隣の住民などが参加。

多くの参拝客に見守られながら、高さ約16メートルの大仏に登り、顔や体、台座についた水垢などの汚れを丁寧に拭き取りました。

参拝客
「大仏様をきれいにするのを見に来たのは初めて。厳かな雰囲気で見に来て良かった」
「高いところ登っててすごかった。(大仏さまが)気持ち良さそうだった」

高岡市 出町譲市長
「大仏を磨くということは高岡を磨かなきゃいけないんじゃないかという思いだった。もっと磨いて高岡を売り出せば、もっともっと観光客も来るだろうし、高岡市民も住みやすい街になるだろうし、改めて磨きながら『高岡を磨くぞ』という思いになった」