富山県砺波市の山あいでクマの糞が発見され、市が注意喚起を行っています。住民からの通報で判明し、人的・物的被害は確認されていませんが、市は周辺住民に警戒を呼びかけるとともに、情報共有を進めています。

砺波市によりますと、8月30日土曜日の午後6時に砺波市庄川町三谷地内で住民から「クマの糞らしきものがある」と通報があり、市や砺波警察署、市鳥獣被害対策実施隊が現地を確認したところ、クマの糞であることが確認されました。

現時点では、クマの頭数は不明で、人的被害や物的被害の報告はないようです。

砺波市は地区自治振興会などを通じて周辺住民に注意を呼びかけるとともに、市緊急メールなどで情報を共有しています。

クマの痕跡が確認された地域を訪れる際には、十分な注意が必要です。不測の事態を避けるため、単独行動を控え、音を出しながら行動するなどの対策をとることが大切です。