富山市の藤井市長は28日の定例会見で、9月補正予算案の概要を発表しました。補正予算額は一般会計で32億1000万円余りです。

主な事業では能登半島地震の被害を受けた水橋漁港の船揚げ場や護岸などの復旧に5703万円、介護職員人材の確保に850万円、農地管理の負担軽減を図る農業機械の導入支援に106万円を計上しています。

また、富山地方鉄道が運営する長沢から山田地域までのバスが9月末で廃止となることに伴い、市営コミュニティバスの路線を10.3キロ延伸し、3年間実証運行します。

一方、利用者が少ない谷・牛岳温泉スキー場線の一部区間は運休となります。事業費は251万円です。

補正予算案は市議会9月定例会に提出されます。