今年度の学校基本調査の結果が公表され、富山県内の小中学校に通う児童・生徒の数は過去最少となり、少子化に歯止めがかからない状況が改めて浮き彫りとなりました。

文部科学省が発表した最新の学校基本調査によりますと、ことし5月1日現在の富山県内の小学生は前年度に比べ940人少ない4万4256人と、17年連続で減少していることが分かりました。
中学生も675人減少して2万3783人で11年連続の減少となり、ともに1948年の統計開始以来最少を更新しています。
また、高校生(全日制・定時制)の生徒数も2万3636人と8年連続で減少していて、少子化の進行に歯止めがかからない状況となっています。