27日午前、北アルプス立山連峰の一ノ越付近で登山中だった68歳男性が転倒し、自力で歩けなくなったため、山岳警備隊によって救助、病院に救急搬送されました。男性は左足の骨を折る重傷とみられます。
27日11時半すぎ、北アルプス立山連峰、標高約2555メートルの一ノ越付近で別の登山者から「転倒して歩けない人がいる」という趣旨の110番通報がありました。
警察によりますと、大阪市の無職の68歳の男性が転倒して自力で歩くことができなくなったということです。
連絡を受けて富山県警山岳警備隊が男性を担架で室堂まで運んだ後、救急隊に引き継ぎました。男性は左足の骨を折る重傷とみられます。
男性は2人パーティーで27日は雄山に登ったあと、室堂に戻る途中で転倒したということです。
当時、男性は1人で行動して、現場は石畳の登山道で雨で滑りやすい状況でした。
