27日、富山県内は寒冷前線が通過した影響で、南砺市では1時間あたり最大49.5mmを観測するなど各地で激しい雨が降りました。夜遅くにかけて浸水や土砂災害に警戒が必要です。

高橋優吾アナウンサー
「午前11時の南砺市です。先ほどから雨脚が非常に強くなりまして、雨粒もとても大きいです。そして先ほどからゴロゴロとカミナリの音も響いています」

27日、県内は寒冷前線の影響で、午前10時ごろから西部を中心に雷を伴った激しい雨が降りました。

南砺市高宮では1時間あたり最大49.5ミリの雨量を観測。

この雨の影響で交通機関も乱れました。

あいの風とやま鉄道では泊─金沢間などで上下線計10本が運転を取りやめました。JR城端線では砺波─城端間で一時運転を見合わせ、上下線の普通列車8本が運休しました。

また、北陸電力によりますと南砺市と砺波市では雷の影響で一時、約540戸が停電したということです。

28日正午までに予想されている24時間降水量は東部西部ともに多いところで80ミリで、富山地方気象台は低い土地の浸水や土砂災害などに注意・警戒するよう呼びかけています。