遊休農地を見つける「農地パトロール」が20日に富山県魚津市内で行われ、生産者や市の職員ら6人が耕作の状況を確認しました。

生産者や市職員らが視察したのはかつてコメを育てていたものの、現在は放置されている農地、いわゆる「遊休農地」です。
市によりますと、遊休農地は市内だけで5.62ヘクタール、東京ドーム約1.2個分存在するということです。

政府はコメの価格高騰を受けて増産へ舵を切る方針を示していて、遊休農地の活用や農地の集約化に力を入れるとしています。
魚津市農業委員会 北田直喜会長
「子どもや孫のため、彼らが大きくなった時に『地元でなら田んぼ守っていこうか』『畑守ろうか』という気持ちになれるように、今の私らができることを最大限やっていきたい」