女性名のアカウントから届いたメッセージでネットショップの開設を勧められ、富山市の50代の男性が約8600万円をだまし取られる被害に遭っていたことが20日までにわかりました。

富山県警射水警察署によりますと、今年2月14日、富山市に住む50代男性のFacebookアカウントに女性名義のアカウントからメッセージが届いたことがきっかけとなり、LINEでのやり取りが始まりました。

相手は「投資サイトで儲けている」などと投資話を持ち掛け、50代男性は「サイト内でネットショップを開設し、顧客から注文が入ると商品を安く仕入れて販売し、その差額を利益にするシステム」との説明を受けました。

その後、男性は「サービス906」というLINEアカウントとメッセージのやり取りを始め、指示に従って自分名義の暗号資産口座を開設しました。