富山県西部を中心に浸水や冠水被害などをもたらした大雨から一夜明け、被害のあった地域では被害状況の調査がおこなわれています。

7日未明から県西部を中心に降り続いた豪雨。

高岡市や氷見市など、県内10の市と町には一時「土砂災害警戒情報」が出されました。

このうち高岡市の長江地区では用水から水があふれ出て道路が冠水。一部の住宅で浸水などの被害が出ました。

住民「ここらへん(まで水が来た)。これが続くと怖いね」

住民によりますと道路の冠水は夕方には解消されたということで、8日は朝から消防職員が住民に被害状況について確認しました。

高岡消防署 廣地智尋消防司令「なかなか現場の対応に時間がかかるとか、(現場に)行くのに時間がかかるとか。実際の状況把握を再捜査した。市民の安全安心のために頑張っていきたい」

県によりますと、7日午後4時までに高岡市では床上・床下浸水が54件、射水市で床下浸水7件、黒部市、小矢部市、南砺市で床下浸水がそれぞれ1件確認されています。