2023年のドラフト2位指名で巨人に入団した富山市出身・森田駿哉投手が、6日のヤクルト戦でプロ初先発。6回をヒット2本・無失点に抑える好投でプロ初先発・初勝利をつかみました。

6日の東京ドーム、巨人対ヤクルト戦。
そのマウンドに上がったのはー

会場アナウンス「森田~駿哉~!」

プロ2年目・富山市出身の森田駿哉です。

ルーキーイヤーの昨シーズンは左ひじのけがに苦しみ、2軍でトレーニングを積む日々でした。

これまで2試合、中継ぎとしての登板でしたが、6日はプロ初の先発マウンドです。

まずは初回、2アウトランナー2塁といきなりピンチの場面。打席には、ヤクルトの4番・村上。

”令和の三冠王”を空振り三振に仕留めます。

2回、3回を三者凡退に抑え巨人が2点をリードし、迎えた4回1アウト。

打席には、上市町出身で、今シーズン3番に定着している内山壮真との富山対決。

ここは内山に軍配。ライトへの2ベースヒットを許します。

しかしその後も安定したピッチングでヤクルトに得点を許しません。

5回も三者凡退に抑え、迎えた6回表にはー再び富山対決。

ここはダブルプレーに打ち取り、森田が制します。

森田はこの回でマウンドを降りましたが試合はそのまま2点を守り切った巨人が勝利。

森田は6回92球の無失点で打たれたヒットはわずか2本と、阿部監督も絶賛の好投を見せ、プロ初先発で初勝利をつかみました。

森田選手ヒーローインタビュー「今日の反省は、まだたくさんあるので反省をして、明日からまた次の登板に向けて準備して、また勝利に貢献できるように、いいピッチングができるように頑張っていきたいと思います」

プロ2年目・28歳の遅咲きサウスポー。これからのさらなる活躍に期待です。