去年7月、富山県上市町の上市中学校のグラウンドで、男性教諭が投げた砲丸が生徒の頭に当たり、頭の骨を折る大けがをした事故で、検察は16日男性教諭を略式起訴しました。

業務上過失傷害の罪で略式起訴されたのは上市中学校に勤務する、当時陸上部競技部の顧問だった20代の男性教諭です。

上市中学校などによりますと、去年7月、学校のグラウンドで男性教諭が投げた砲丸が1年生の生徒の頭に当たり、頭の骨を折る大けがをしました。

けがをした生徒は現在、学校に通っているということです。

略式起訴された教諭は陸上競技部の顧問を外れていて、学校は「厳粛に受け止め、再発防止に向けて今後も生徒の安全管理と教員への指導につとめたい」とコメントしています。