ことしも残すところわずか。お正月の風物詩として長く親しまれている年賀状ですが、新年のあいさつの多様化や、郵便料金の値上げなどを背景にやめる人も。加速する「年賀状じまい」の背景を取材しました。

日本のお正月の風物詩、年賀状。
時代とともに、取り巻く環境は変わりつつあるようです。
加賀谷悠羽記者
「ことし年賀状を送りますか?街の人に聞いてみます」

60代女性
「さっき買ってきたばかりです。150枚」

60代女性
「出します。来た人は出そうかなという感じで」

一方で。
10代女性「出さないです」

記者「理由ありますか?」
10代女性「なんだろう、時代?」
20代男性「みんなにメッセージは送りますけど、紙は使わない」
80代男性「今じゃみんな携帯でしょ?簡単にね。だんだんと物臭になってくるんですよ」

30代女性「正直送ってこないでって思っちゃう」
街の人からは、年賀状のやり取りを「すでにやめた」「本当はやめたい」といった声も聞かれました。