能登半島地震の被災地、富山県氷見市の菊地正寛市長は来年度予算について、能登半島地震からの復旧復興を最優先とする編成方針を発表しました。菊地市長は市の財源は非常に厳しいとする一方、スピード感を持って復旧・復興にあたるため特別枠として上限を設定しない「震災対策枠」を設けるとしました。

「震災対策枠」では公共インフラの再建や地域産業の再生を中心に復旧復興事業を推進するほか市民との意見交換で出た声を反映させた政策などをあてる見通しです。

氷見市 菊地正寛市長
「活力と賑わいのある氷見を創るための種まきをしっかりしたいと思っていますので、市民の皆さんとともに元気な氷見を作っていきたい」

氷見市は来年度当初予算について、過去最大だった今年度の256億円を大きく上回る予算規模になる見込みだとしています。